死霊のえじき Blu-ray 『初回生産限定版』

2020年03月06日 01:49

_convert_20200306003955.jpg

『死霊のえじき』ブルーレイ。先月自宅に届いていたんだけれども、諸事情で、最近開封したところ。封入特典は、「42Pフルカラーブックレット」「THE DEAD WALKの新聞ミニレプリカ」「オリジナル脚本」「VHS風アウターケース」で、表のBOXのジャケットは3D仕様でいろいろと凝った仕掛けが施されております。さらにディスクは2枚組で、HDニューマスターによる滅茶苦茶キレイに生まれ変わった本編に、合計320分にも及ぶ特典映像を収録したディスクが付いたものになっている。まだ、特典ディスクまでは観きれてないんだけれども、とりあえず本編を久々にじっくり見て、今まで見た中で一番美しい『死霊のえじき』を満喫できました♪とても1985年製作の35年前の映画とは思えない映像で、細部までレストアされていて、ここまで細かな作業を行ってくれたことに本当にご苦労様ですと言いたいです。新録の日本語吹き替えもあるし、オマケのトリビア字幕も楽しめました。

作品内容については、以前の記事でも書いたけど、哲学的なゾンビ映画逸品である認識は変わらず。日本公開当時は、ホラー映画~とりわけ特殊メイクを前面に押し出したスプラッタームービー~が最も勢いのあった頃で、この『死霊のえじき』も残酷ゴアシーンをこれでもかと予告編でも打ち出していたんで、皆それを目当てで映画館に足を運んだはずだが、いざ本編を見てみると、なかなかお目当てのゾンビと残酷場面はなかなか出てこず、どちらかといえば地味~な会話シーンが延々と続き(オマケに地下のシンプルな会議室&実験室ばかりで、太陽の光がほとんど差し込まない暗い画面がほとんど)、クライマックスの軍人大殺戮でやっと留飲を下げたという、少々消化不良で映画館を後にした記憶が今でも残っている、残念な記憶で終わった映画であった。これはあの『ゾンビ』の続編で、ロメロのゾンビ・サーガ3部作の完結編であるとの情報もあって、ファンの期待値を最大にまで上げていたことも、評価を下げてしまった原因であったと思われる。逆に同年公開の『バタリアン』は前評判よりも良かったこともあって、映画自体の評価は上がった方であった。そんなふうに当時は低評価&興行成績もライバルに負けてしまい、不遇な扱いを長年受けてきた本作だが、年数を重ねていくうちに作品自体が見直されて、今では一定の評価も受けて「そんなに悪い映画じゃないよね。むしろ、よくできた作品だよね」に変わってきているのが個人的には嬉しく思います。『ゾンビ』の明るい雰囲気とは真逆のシリアスで真面目な『死霊のえじき』、“夜明け”から“昼間”にタイトルが変わったのにむしろ暗い画面ばかりになっているけれども、この重苦しい終末観あるれる感じが好きなんですよねー。まあ、人によって好みはあると思いますが、間違いなくゾンビ映画史にその名を刻んでいる、ゾンビ映画を語るうえで、『死霊のえじき』はやっぱり外すことのできない重要な作品であると思います。


特典5種類
左上から、アウターBOX、VHS風ケース、
左下から、新聞ミニレプリカ、オリジナル脚本、カラーブックレット



VHSアウターケース_convert_20200306003929
左が、VHS風ケースで、右が、中のジャケット。BOXのジャケットとはまた違ったものになっている(というか、通常版のデザインですね)






コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://thehorrormovies.blog55.fc2.com/tb.php/687-e96c6347
    この記事へのトラックバック


    最新記事