2020年10月28日 20:50

出版社:KADOKAWA
出版年月:2014年8月
ページ数:120頁
定価:1,300円(本体)
・本当に怖い映画ポスターアート
・映画マニアに聞いた!本当に怖い映画100本
・見たらCHECK!全100本リスト
・2010年以降の怖い映画
・こんなに恐ろしい映画があなたを待っている
・映画の中の殺人鬼大全
PART1恐怖の殺人鬼MUSEUM
PART2事実は映画より猟奇なり!実在の殺人鬼たち
PART3殺人鬼はココにいる!
・映画の中の悪霊住宅ガイダンス
・ゾンビ死肉祭
これがロメロ版元祖ゾンビだ!
ロメロゾンビ演出の極み
世界のゾンビ
・吸血鬼の宴へようこそ!
・3D自由研究 ぼくの“危”生物観察日記
・P.O.Vモキュメンタリーの歴史を俯瞰する!
・THE GREATEST HORROR$THRILLER MOVIE DIRECTORS
・発掘カルトこの10本
・ホラーマニアックスシリーズがアツい!
・特殊メイクアップ・アーチスト列伝
・本当に怖い!?フィギュア大集合
・怖い映画のつくり方
・恐怖の吹替劇場、始まります!
・怖いサウンドトラック
・パッケージ・カタログ
「あなたにとっての怖い映画10本を教えてください」
『DVD&ブルーレイでーた』誌が2009年11月-12月にアンケートを実施、1位を10ポイント、10位を1ポイントとして集計してランキングを作成したのが本誌の“本当に怖い映画100本”。回答者が怖いと感じた映画なので、純粋なホラー映画ばかりではないがバラエティに富んだ作品が集まっているのが面白い。
その他にも、殺人鬼・ゾンビ・吸血鬼などのジャンルを絞った特集や、ホラー映画監督25人の解説、特殊メイク、ホラーサントラなど多種多様な切り口で怖い映画を取り上げている。その映画にもカラー写真と簡単な紹介文があり、この辺は初心者にも親切なつくりとなっているが、逆にマニアには物足りないかもしれない。まあ、基本的には、カタログ的な使い方で広く浅くをモットーにしている本だと思うので、この辺は許容範囲だと思う。オールカラーで見易いし、作品ごとにソフトのジャケットが掲載されているのも地味に嬉しい。ホラー映画と言っても、その中にゾンビや殺人鬼・オカルトにモンスターなど細かいサブジャンルがあり、それぞれについて細かく言及していくと、それぞれだけでも1冊本が出来上がってくるので、全体を俯瞰したものとしては良くできている。なお、2019年にVOL.2も発行されているので、5年でランキングがどのように変化しているのかを見るのも楽しい。ちなみにどちらのランキング1位もあの名作Jホラーが君臨しています・・・!
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