13日の金曜日(2009)

2011年05月29日 13:39

13日の金曜日(2009)01
【原題名】FRIDAY THE 13TH
【製作】マイケル・ベイ、アンドリュー・フォーム、ブラッド・フラー
【監督】マーカス・ニスベル
【脚本】ダミアン・シャノン、マーク・スウィフト
【撮影】ダニエル・C・パール
【音楽】スティーヴ・ジャブロンスキー
【出演】ジャレッド・バダレッキ、ダニエル・パナベイカー、アーロン・ヨー、アマンダ・リゲッティ、トラヴィス・ヴァン・ウィンクル、デレク・ミアーズ
2009年/アメリカ映画/97分


【STORY】
クリスタルレイクという人里離れた湖のほとりにやってきた若者たち。週末を別荘でバカ騒ぎして過ごそうとルンルン気分だ。そこへ行方不明の妹を探すクレイという男が現われる。彼の妹はここにキャンプに来てから消息を絶っていた。若者の中の1人ジェンナはクレイとともに妹を探しに。その頃、ホッケーマスクを被った大男が、ジェンナの仲間たちを次々に血祭りにあげていく。その男は、幼い頃、このクリスタルレイクで溺れて死んだはずのジェイソンだった。

【REVIEW】
言わずと知れたホラー映画の金字塔『13日の金曜日』のリメイク作。オリジナルの1作目ではキャンプ場の監視員たちの怠慢で、息子のジェイソンが湖で溺れ死んだとして、母親のボーヒーズ夫人がキャンプ場に来る若者たちを殺すある意味復讐劇で、ジェイソンが本格的に活躍するのは2作目以降だったが、リメイクされた2009年版はそのあたりを端折って、ジェイソンの殺戮をメインに据えている。また、布袋を被っていたジェイソンが偶然見つけたホッケーマスクを愛用するくだりは、2~3作目をなぞっている。そういう意味では、オリジナルの第1作~3作目までのダイジェスト版のような感じもあったりするが、逆に忠実にリメイクしすぎて新鮮味が少ないのは残念。

『13日の金曜日』はキャンプ場に来た若者らが殺人鬼ジェイソンに殺されるのが見せ場の映画で、ストーリーはほとんど無いに等しい。なので、当然重要になるのは殺しの場面であって、オリジナルシリーズは毎回いろいろな凶器で殺しまくって、ホラー映画~とりわけスプラッタームービー~全盛期であった80年代という時代にマッチし大ヒットしたわけです。しかし、このリメイクでは意外なほど、殺しのシーンが印象に残らない。『エルム街の悪夢』のフレディが獲物を追い詰めて怖がらせてトドメを刺すのと対照的に、ジェイソンは驚くほどあっさり殺すのが特徴だった。その辺は変わらないのだが、何かさっぱりしていて怖くない。映像がスタイリッシュになり過ぎて、怖さに直結しないんですよね。個人的に80年代ホラー大好きだからかもしれませんが。

製作のマイケル・ベイ、監督のマーカス・ニスベルは『悪魔のいけにえ』を現代に甦らせたコンビ。リメイクされた『テキサス・チェーンソー』は大筋は変わらないものの、よりアップした残虐度、息が詰まるような緊張感に包まれていて、近年量産されるリメイクホラーの中では頭一つ抜け出た秀作でした。なので、このリメイク13金も少なからず期待したわけですが、期待してしまった分だけ、失望感も感じてしまったのかもしれない。もし、シリーズが続くのなら、よりパワーアップしたジェイソンで、オリジナリティー溢れるゴアシーンを用意して帰って来て下さい。よろしくお願いします。




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