スペースインベーダー

2011年09月17日 19:15

スペースインベーダー01
【原題名】INVADERS FROM MARS
【製作】メナハム・ゴーラン&ヨーラム・グローバス
【監督】トビー・フーパー
【脚本】ダン・オバノン、ドン・ジャコビー
【撮影】ダニエル・パール
【音楽】クリストファー・ヤング
【特殊撮影】ジョン・ダイクストラ
【クリーチャー・デザイン】スタン・ウィストン
【出演】カレン・ブラック、ハンター・カーソン、ルイーズ・フレッチャー、ティモシー・ボトムズ、ラレイン・ニューマン、ジェームス・カレン、バッド・コート
1986年/アメリカ映画/99分


【STORY】
ある夜、少年デビッド・ガードナーは自宅の裏の小高い丘の向こうにUFOが着陸するのを目撃する。デビッドは両親にそのことを話すが信じてもらえない。だが、デビッドがあまりにも熱心に話すため、父親は翌朝丘の様子を見に行くが、帰ってきた彼は別人のようになっていた。不審に思うデビッドだが、やがて翌日には父親に連れられて丘へ行った母親も別人格のようになり、小学校の教師やとなりの席の同級生まで様子がおかしい。そして、彼らには首の後ろに何か傷跡があるのが共通していた。

強引に丘の向こうへ連れて行こうとする教師から逃げたデビッドはやさしい校医のリンダに助けを求める。自分の見た事を打ち明けるデビッドに対して、半信半疑のリンダだったが、確認のため訪れた丘の向こうで人間が砂に飲み込まれていく様を見て驚愕する。この丘の地下には宇宙人たちが巣くっていて、町の人間の首の後ろにコントロール装置を埋め込み、次々に自分たちの支配下に置いていた。操られた人間たちは、ついにNASAのロケット打ち上げ基地を襲い、爆破する。デビッドたちの話を聞いた軍部は大部隊を宇宙人の地下基地に突入させるが―。

【REVIEW】
1953年製作の『惑星アドベンチャー/スペースモンスター襲来!』を鬼才トビー・フーパーがリメイクした作品。フーパーはこの時期、キャノンフィルムで『スペースバンパイア』、『悪魔のいけにえ2』そしてこの『スペースインベーダー』を監督しているが、他の2本がパワフルで派手なノリに対して、本作は少しおとなしめ・・・どちらかといえば地味な印象を受ける。少年を主人公にしていることもあって、ドギツイ描写は無く、スピルバーグ製作のもとで作られた『ポルターガイスト』に近い感じだ。

それでも、特撮の大御所ジョン・ダイクストラによるSFX、スタン・ウィストン製作による醜悪なエイリアンの造形など、見るべきところはけっこうあります。特に、脳味噌剥き出しの蛇のようなエイリアンのボス(火星の最高知性だとか)や、無数の牙を持ったアンバランスな体型の手下など、その姿はかなり瞼に焼き付いて離れません。その割に、突入してきた軍隊の一斉射撃であっさりやられちゃったりと、意外に弱いのには拍子抜けですが。

デビッドを演じたカースン少年とリンダ役のカレン・ブラックは実の親子。さらに警官役で出ているジミー・ハントはオリジナルの『惑星アドベンチャー』で少年役を演じていた。後半登場の軍部の将軍に扮するジェームズ・カレンは本作の脚本を手掛けたダン・オバノンの初監督作『バタリアン』で、真面目なフランクを演じていた人。その印象が強過ぎるからか、軍服を着ていてもフランクに見えて仕方がなかったです。


スペースインベーダー02






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