モンスター・パニック

2011年09月18日 20:49

モンスター・パニック01
【原題名】MONSTER:HUMANOIDS FROM THE DEEP
【製作】マーティン・B・コーエン
【製作総指揮】ロジャー・コーマン
【監督】バーバラ・ピータース
【脚本】フレデリック・ジェームズ
【撮影】ダニエル・ラカンブル
【音楽】ジェームズ・ホーナー
【特殊メイク】ロブ・ボッティン
【出演】ダグ・マクルーア、アン・ターケル、ヴィック・モロー、シンディ・ワイントロープ、アンソニー・ペニア
1980年/アメリカ映画/80分


【STORY】
アメリカの小さな港町で、犬が殺されたり、若いカップルが失踪する事件が起こる。漁師と女性生物学者が事件を探るうち、謎の生物の存在が浮かび上がる。この港町には、近年建設された缶詰工場があり、その養殖場から放流された鮭は特殊なホルモンを投与され異常な速さで成長していた。その鮭を、この近海に棲むシーラカンスが捕食、みるみる進化を繰り返した彼らは、異様に発達した剥き出しの脳を持ち、長く生えた手足は二足歩行を可能とするまでになっていた。その頃、町では年に一度の祭りが催されていた。集まった住民たちを海岸から多数のモンスターたちが襲いかかり、のどかな港町は阿鼻叫喚の地獄絵図と化す。

【REVIEW】
B級映画の帝王ロジャー・コーマン製作の半魚人タイプモンスター映画。いかにも低予算な作りながら、公開時“もっともおぞましいモンスター”と紹介されたモンスターが大挙して登場して、町をパニックに陥れるという展開は王道中の王道で、なかなかよくできております。このモンスターを製作したのが、ロブ・ボッティン。魚類から両生類に進化途中のヌメヌメっとした質感がリアルです。(海から這い上がってくるんで、ワカメだかコンブだかを体に巻きつけているのはご愛敬)物語後半では、大量のモンスターが登場するが、よく見ると手の長いのと短いのと2パターンあるのが分かります。ボッティン自身は、製作だけでなく実際にスーツを着て出演も果たしていたとか。

このモンスター、見た目もグロイがやることもえげつない。思考能力はかなり発達しているようで、さらなる進化のために人間の女性を襲って、繁殖させようとしたりする。実際、ラストでは被害者のおぞましい出産シーンで終わり、なんとも後味の悪い終わり方。この、モンスターが子孫を残すために女性を襲うというパターンは、エンパイアピクチャーズ製作の『ブリーダーズ』なんかでも見られたが、こっちの方はモンスターの出来も映画の出来も散々だった。んでもって、用の無い人間男子は殺しまくり。鋭い爪を振りかざして、顔面ざっくりだったり、胸の肉をべロンと剥がしちゃったり、首をもぎ取ったりとやりたい放題。動きは緩慢ですが、腕の力も異常に発達してしまったのか?!

そんな残酷キャラなモンスターたちですが、調子に乗り過ぎた報いか、最後は住民の反撃に遭って全滅。銃で撃たれたり、ナイフで心臓刺されたり、石でドタマ殴られたり、ガソリンで焼かれたり、袋叩きにあったりともう集団リンチ状態。強いのか弱いのか、よくわからんモンスターでした。
モンスター・パニック03

モンスター・パニック02モンスター・パニック04

モンスター・パニック05





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